みんなのキリスト教ニュース - 小磯良平の聖書挿絵 田川市美術館で企画展

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 昭和期を代表する洋画家、小磯良平(1903~88年)が描いた聖書の挿絵を紹介する企画展が田川市美術館で開かれている。2月13日まで。

 神戸市で生まれ育った小磯は、東京美術学校(現東京芸術大)在学中に帝展で特選を受賞し、首席で卒業。フランス留学を経て、気品や清澄感あふれる数々の作品を生み出した。クリスチャンだったこともあり、1970年に日本聖書協会の依頼を受け、「最後の晩餐(ばんさん)」など聖書に登場する32の場面を挿絵として描いた。

 会場には、茨城県笠間市の笠間日動美術館が所蔵する水彩の原画のほか、鉛筆による下書き43点を展示。下書きは一つの場面を人物や背景などに分けて描くなど、構図に工夫を凝らした跡がうかがえる。

 午前9時半~午後5時半(入館は午後5時まで)で月曜休館。29日午後2時から神戸市立小磯記念美術館の学芸員、辻智美さんの講演会、30日午後2時からはゴスペルコンサートを予定している。入館料は一般500円、高校・大学生200円、小中学生100円。問い合わせは田川市美術館(0947・42・6161)へ。
(2011年1月19日 読売新聞)


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