みんなのキリスト教ニュース - ペルーで追悼ミサ 日系団体ら参列

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 未曾有の犠牲者を出した東日本大震災から1週間たった18日、ペルー日系人協会(ルイス上村会長)の呼び掛けで多くの日系団体、機関が呼応して、ミゲル・イリサル・カヤオ区司教、マヌエル加藤神父、アルフォンソ儀武神父らの下、追悼ミサがヘスス・マリア区のサン・アントニオ・デ・パドア教会で厳かに執り行われた。
 東京にある財団法人・海外日系人協会(田中克之理事長)が被災地へ義援金を届けようと呼び掛けたことに応じ、ペルーでも募金活動が始まっている。
 ペルー日系人協会を中心に宮城県、福島県出身者で組織する在ペルー宮城県人会や在ペルー福島県人会など多くの団体が協力し、既にペルー日系婦人会には会員から1万ドル以上の義援金が届けられている。
 追悼ミサには目賀田周一郎在ペルー日本国特命全権大使ご夫妻、ピラル・ガルシア大統領夫人だけでなく、多くの日系団体代表らが参列した。
 800人収容の教会は立すいの余地もないほどの弔問者で埋め尽くされ、犠牲者の霊を弔った。
 16日からは在ペルー日本国大使館内で弔問記帳が行われ、多くの弔問者が犠牲者の冥福を祈っている。訪れた人々は一日も早い復興を祈っていた。(赤嶺光弘通信員)

2011年3月31日 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース


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