みんなのキリスト教ニュース - ペイリン氏は聖霊派キリスト教信者 牧師らが発言

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アラスカ州ワシラ(CNN) 共和党副大統領候補でアラスカ州知事のサラ・ペイリン氏が、出身地ワシラにあるペンテコスタル派キリスト教会「ワシラ・アセンブリー・オブ・ゴッド」に、2002年まで20年以上通っていたことが、関係者の発言で8日明らかになった。

ペイリン氏は副大統領候補に起用されて以来、自身の信仰について余り多くを語っていない。同氏と以前つながりがあったティム・マックグロー牧師によると、同教会では他のペンテコスタル派教会と同様、聖霊によって意味不明のことばを話す(異言)信者がみられる。ただ、同牧師は、ペイリン氏の異言を見たことはないという。同教会の一部信者は「信仰療法」や、キリスト再来の契機となる激しい社会変動「終末の時」も信じているとされる。

共和党大統領候補のジョン・マケイン上院議員の陣営は、ペイリン氏が自身をペンテコスタル派信者とは考えていないとコメント。マックグロー牧師は「信仰の問題が誤解されたり、知識がない人々の煽りに使われたりする恐れがあるため」ペイリン氏の信仰のルーツが大きく扱われないのではないか、との見解を示した。

マケイン氏陣営のスポークスマンはCNNに対し、ペイリン氏の宗教的信念が深いと述べた。マックグロー牧師は、ペイリン氏の信仰が政策決定に影響を与えるのは疑いないとしている。

同牧師はまた、ペイリン氏がアラスカ州のパイプライン建設や北極圏野生生物保護区での石油探査を望んでいることについて、「サラは創世記に神が世界を作ったことを認識しており、われわれが環境を破壊しないよう管理するべきだと考えている。必要がない場合、サラが石油開発の名目でアラスカ州のツンドラを利用したり傷つける可能性は絶対ない」と明言した。


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