みんなのキリスト教ニュース - 全盲テノール歌手が鎮魂歌

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目の不自由なテノール歌手、新垣勉さんが岩手県大船渡市の避難所を訪れ、今回の震災をきっかけに作られた歌を披露しました。

新垣勉さんは沖縄県出身のテノール歌手で、生後まもなく事故で視力を失い、その後、教会の牧師をしながら34歳の時に歌の道に進み、コンサートを開いて平和を訴える活動などをしています。新垣さんは、震災から3か月となる11日、大船渡市の避難所を訪れ、震災で亡くなった人たちを悼むコンサートを開きました。この中で披露された「青い海よ」という歌は、震災に心を痛めた千葉県の男性が作詞し、新垣さんに郵送してきたというもので、11日に初めて披露されました。コンサートには、被災した人などおよそ60人が集まり、ハンカチで涙をぬぐったりしながら新垣さんの温かい歌声に聞き入っていました。自宅が全壊したという50代の女性は「自分の家だけでなく、周りの家も津波で軒並み流され、私たちのまちが失われたような気持ちですが、新垣さんの歌を聞いて力をもらいました」と話していました。

NHKニュース 6月11日 19時10分


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