みんなのキリスト教ニュース - インド首相、オリッサ州のキリスト教徒迫害問題解決に本腰

logo


2
 【ニューデリー】オリッサ州やカルナータカ州でキリスト教徒への迫害が相次いで起きていることから、宗教問題に本腰を上げて取り組み、対立する団体からコンセンサスを得られるような解決策を論議するため、13日に全国統合評議会(NIC)が会議を開くことになった。 マンモハン・シン首相によって招集されるその会議では、宗教対立問題の解決に向け、あらゆる方面から話し合われるという。

 カンダマル地区で宗教対立による暴動が相次いだことから、オリッサのインド人民党(BJP)=ビジュ人民党(BJD)連立政権の解散を求める声が高まっている。そうした中、マンモハン・シン首相は先ごろ、「まもなく連立内閣特別会議を開き、迫害や対立に対する打開策を話し合う」と述べた。

 シヴラージ V. パーティル内相は、オリッサ州ナヴィーン・パトナーイク政府に顧問委員数人を派遣し、州政府と協力して暴動の状況の把握にあたるよう求めた。パーティル内相がパトナーイク州首相に送った親書には、決然たる言葉で、中央政府が強行姿勢に出ることもあり得るとしたためられていたという。

 連立内閣内では、10月3日に起きたカンダマルの暴動に対する懸念の声が高まり、パーティル内相は州首相に対し、住民の安全を図るよう要請した。中央政府の介入に難色を示している州首相は、暴動を鎮圧するためにあらゆる策を講じると答えたという。
(IBTimes 2008年10月07日)


コメント 推薦者 関連リンク



Powered By Pligg            | サイトポリシー | サイト運営者情報 | お問い合わせ |            キリスト教の検索 なら「 KIRISUTO.INFO