みんなのキリスト教ニュース - キリシタン弾圧で犠牲 26聖人遺徳たたえ 列聖150年、京でミサ

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 京都市中京区のカトリック河原町教会で8日、「日本26聖人」の列聖150年を記念するミサが行われた。信者約400人が16世紀に厚い信仰を持った26人の遺徳をたたえた。

 日本26聖人は、豊臣秀吉のキリシタン弾圧で京都や大阪で捕縛され、長崎で処刑された日本人信者と外国人宣教師の計26人。1862年6月8日にカトリック最高位の「聖人」に列した。ミサは、日本の教会の歩みを確認し、これからの宣教の在り方を考える機会にと、カトリック京都教区が企画した。

 パイプオルガンに合わせて聖歌が響く中、参列者がキリストと26聖人をたたえた。京都教区の大塚喜直司教は「京都は殉教の出発点」と振り返り、日本でキリスト教宣教が再開して150年でもあることから「日本のために世界の教会が祈ってくれたことに感謝したい」と述べた。駐日ローマ法王庁大使のジョセフ・チェノットゥ大司教が、ローマ法王ベネディクト16世のメッセージを読み上げた。

 記念ミサは9日に広島、10日に長崎でも行われる。


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