みんなのキリスト教ニュース - ローマ法王、イタリア地震被災地を見舞う

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 【ロベレトディノビ(イタリア)26日ロイター時事】ローマ法王ベネディクト16世は26日、5月20日に大地震に見舞われたイタリア北部エミリアロマーニャ州の町ロベレトディノビを訪問し、被災者を励ました。
 マグニチュード6.0のこの地震は同国では2009年以来の大規模なもので、25人が死亡、住宅や教会、塔など多くの建物が崩壊した。また、乳製品工場や薬品工場も大きな被害を受けた。
 法王はイタリア市民保護局の緑色のジープに乗り、町の中で最も甚大な被害を受けた地域を通った。また、地震で家を失った子どもや老人たちに会うと大きく心を動かされたようだった。法王はまだ多くがテントでの避難生活を強いられている住民を前に、信仰に基づいて生活を再建するよう呼び掛け、「確固とした希望を持てば生活は必ず再建できる」と話した。
 法王はまた、地震による被害状況を調べている時に余震で崩壊した教会の下敷きになって死亡したイバン・マルティニ地区司祭を追悼した。
 この地震での経済的被害は少なくとも50億ユーロ(4960億円)に上ると見られている。エミリアロマーニャ州はイタリアで最も豊かな州の一つ。[時事通信社](2012/06/27-11:23)


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