みんなのキリスト教ニュース - 教皇、ブラジル訪問を報告、日曜正午の集い

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教皇フランシスコは、バチカンで4日、日曜正午の祈りを信者と共に唱えられた。

説教で教皇は、先日終えられたブラジル司牧訪問について報告。「世界青年の日」が打ち上げ花火のような一時の熱狂に終わるものであってはならないと述べられた。

1985年にヨハネ・パウロ2世が始めた「世界青年の日」を、ベネディクト16世が受け継ぎ、ご自分もまたブラジル大会で素晴らしい体験を生きることができたことを、教皇は神に感謝。「若者が追うのは教皇ではなく、イエス・キリストです」と述べ、ご自分の役割は若者たちのこの信仰と希望の歩みを導くことと話された。

「なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい」という、この日のミサの第一朗読、「コヘレトの言葉」(1,2)を引用された教皇は、自分たちを取り巻く物事の意味や価値の空しさに敏感な若者たちを、生きたイエスとの出会いを通して、心からの喜びと真のいのち、深い善で満たさなければならないと説かれた。

また、福音朗読(ルカ12,19-20)の富を蓄えようとする金持ちのたとえで、神が言われた言葉「愚かな者よ、今夜、おまえの命は取り上げられる。おまえが用意したものは、いったい誰のものになるのか」を思い起こし、「真の豊かさとは、神の愛を兄弟と分かち合うこと」と強調された。


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