みんなのキリスト教ニュース - バチカン:初代ローマ法王の遺骨箱初公開

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 【ローマ福島良典】キリスト教カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)は24日、イエス・キリストの1番弟子で初代ローマ法王の聖ペテロのものとされる遺骨の入った聖遺物箱を初公開した。

 第266代のフランシスコ法王が24日、カトリックの「信仰年」の締めくくりにあたり、バチカンのサンピエトロ広場で聖遺物箱を前にミサをささげた。遺骨は普段、法王の個人礼拝堂に安置されており、これまで一般に公開されたことはなかった。

 聖ペテロの遺骨とされる骨片は、第259代法王のピオ11世が1939年に死去した後に始まった地下墓地の発掘調査で見つかったという。だが、聖ペテロの遺骨であることを疑問視する考古学者もおり、真贋(しんがん)論争が続いている。

 聖ペテロはイエスの12使徒の筆頭で、イエス自身によって「キリストの代理者」に選ばれたと伝えられている。歴代法王は「ペテロの後継者」と呼ばれる。

2013年11月25日 毎日jp(毎日新聞)


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