みんなのキリスト教ニュース - 聖誕教会で修復作業進む=キリスト生誕地−ベツレヘム

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 【ベツレヘム(ヨルダン川西岸)時事】クリスマスを前に、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムの聖誕教会で「4世紀の建立以来、最大規模」の修復作業が行われている。この教会は、イエス・キリスト生誕地の上に立つとされている。
 聖誕教会はキリスト教の聖地の一つ。2012年6月、パレスチナで初めて国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に認定された。クリスマスシーズンには、巡礼者らでにぎわい、今年もこの時期に15万人が訪問すると予想されている。
 老朽化した天井からの水漏れで、教会の建物やモザイク画に被害が出ているが、修復作業は長年、放置されてきた。聖誕教会の管理権を分け合うキリスト教の各宗派が対立し、作業実施で合意できなかったことなどが原因という。
 2000年代に入り、パレスチナ自治政府が各宗派を仲介し、今回の修復が実現した。バンダク自治政府議長補佐官(キリスト教担当)は「建立以来、これほどの規模の修復計画はなかった」と評価する。第1期の工事は今年9月に始まり、1年で天井と窓を修復する。それ以降も入り口や外壁などの修復を数年かけて順次行う計画だ。

2013/12/22-14:23 時事ドットコム


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